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取り壊す予定の相続登記していない建物でも相続登記する必要があるか?

例えば、築40年の建物で、相続登記していない場合で、近いうちに建て替えを予定している場合でも、この建物の相続登記をする必要があるのか、という問題です。

登記された建物を取り壊したときは、建物滅失登記をします。
建物滅失登記の申請人は、建物の登記名義人です。
この建物が相続登記していないときは、相続登記をしてから建物滅失登記をするのが原則です。

この建物を取り壊してしまうので、あえて相続登記をしなくとも、建物滅失登記をすることができます。

この場合、法定相続人の一人から、相続証明書を付けて建物滅失登記をすることができます。
法定相続人全員が申請人になる必要がないので、相続証明書も通常の相続登記より少なくて済みます。

ただし、次の場合は、相続登記をした方がいいでしょう。
借地上の建物の場合、相続登記をすることによって地主に対しても、第三者に対しても借地人が確定するので、相続登記をするべきです。
もっとも、借地上の建物を取り壊して建て替えるときは、地主の承諾を得ることが必要です。