司法書士雑記16

◆2008/06/02 資格試験の勉強方法(その6)

 具体的な勉強方法について書きます。
 基本書、過去問を3回繰り返すと、試験問題に対する正解率は、
 普通の人で60%を超えます。
 3回繰り返すことが、合格ポイントです。

 基本書、過去問の読み込み、1回目は、どういう読み込みがよいでしょうか。

 最初は、わからないことだらけです。
 最初から、全部理解しようと思っても、なかなか進みません。
 最後まで読み通すまで、とんでもなく時間がかかることになります。

 学校の勉強と違って、試験勉強は短期合格でなければなりません。
 そのため、スピードが必要です。
 読み込むスピード、理解するスピードです。

 ですから、最初からゆっくり、ひとつひとつ理解しようというやり方は、
 試験勉強では、やらない方がいいでしょう。

 こういう読み込み方です。
 目次は、いつでも見れるようにしましょう。
 自分が今どこを読んでいるかわかるように、
 本の全体と読んでいる箇所の関連がわかるようにします。

 最初は、全然わからないからこそ、ただひたすら読み込みます。
 できれば、えんぴつ、シャーペンで、ここは大切だ、
 と思える箇所に下線を引いていきます。

 本全部、下線を引くことになってもかまいません。
 あるいは、最初は、とにかく、読書をするようにただひたすら読みます。
 読書をするようにとはいっても、理解する、記憶に残す、
 というつもりで読み込みます。
 ある箇所がわからなくても、どんどん先に読み進んでいきます。

 その次に、えんぴつで下線を引きながら読んでいきます。
 読み進んでいくとき、わからない箇所には、?を書いておきます。
 ?だらけになってもかまいません。
 最初はわからなくて、理解できなくて当然だからです。

 わからない、理解できない自分を卑下する、自己嫌悪に陥る必要はありません。
 3回繰り返すと60%以上は理解できる、記憶できるようになります。

 これを、基本書、過去問を最初から終わりまで読み込みます。
 かなりのエネルギーを要しますが、頑張りましょう。

 2回目、3回目の読み込みについては、効率よく読み込みます。
 2回目も3回目も、また最初から全部読む必要はありません。

 そのための下線引きです。
 1回目、えんぴつで下線を引きながら基本書、過去問を読み込んだら、
 基本書をコピーします。

 不要な箇所を除いてコピーします。
 まず、基本書から項目ごとにページを分けていきます。
 上2箇所に穴をあけて、ひもで通します。

 基本書が終わったら過去問をコピーします。
 コピーした過去問の項目で、基本書と同じ項目に、
 レポート用紙に貼り付けるなどして上2箇所に穴をあけて差し込みます。
 これを過去問全部、レポート用紙に切って貼り付け差し込みます。

 実に単純作業です。綺麗に切って貼り付ける必要はありません。
 スピード感をもってこの作業をしてください。

 3回読み込むまで、書くということはしません。
 書いて理解する、記憶する作業は、4回目以降です。

 資格試験で論文試験でないかぎり、記述問題で長文で解答しないかぎり、
 基本的な勉強方法は、読んで理解する、記憶する、という方法です。
 書いて理解する、記憶するという、作業はしません。
 この作業では勉強するスピードが遅くなるからです。(つづく)