司法書士雑記4

◆2008/04/30 「イチロー」選手のすごさ(その1)

 先輩司法書士の事務所を訪問するのに少し時間があったので、
 横浜駅ダイヤモンド地下街の本屋さんでいい本がないか、
 探していたら、「イチローの脳を科学する」という本をみつけました。

 「イチローの脳を科学する」(なぜ彼だけがあれほど打てるのか)幻冬舎発行、
 720円プラス税。西野仁雄著(名古屋市立大学学長)
 以下の文章で、この本から一部抜粋させていただきます。

 イチロー選手のすごさは、テレビをみて前々からわかっていましたが、
 そのすごさはどこから、なぜすごいことができるのか。
 例えば、ヒットの数、打率、盗塁の数、試合を休むことがない、
 ゴールデングラブ賞を何度もとっている、
 なぜ、こんなにすごいことができるのかよくわかりませんでした。

 からだも、ほかの選手と比べて大きくもなく、同じ日本人でありながら、
 驚異としかいいようがありません。

 「イチロー」は、きっと才能にめぐまれているからなのだ、
 くらいしか思っていませんでした。

 ところが、この本の中で著者がいっていることは、
 もちろん「イチロー」の才能もあるでしょう、
 ですが、これだけではなく、え、やっぱりそうなの、
 と思えることだったのです。

 そう、このやっぱり、と思うことが、
 普通の人にはなかなかできないことなのです。

 話しは突然変わって、「イチロー」選手の話しは、またあとでしますが。
 
 「イチロー」選手についての本を購入した同じ日に、
 NHKスペシャル ミラクルボディー 第3回
 「ハイジャンプ翼なき“天才”」をみて、こ
 れもほんとうに驚きです。

 私は、スポーツは見るのは好きなので、いろんなスポーツに興味があって、
 よくスポーツ番組は、見ています。

 この番組では、世界的なハイジャンパー二人を対照的にとらえて、
 そのすごさが、どこから、なぜ世界で1、2位を競い合う選手なのか、
 という視点から、徹底的にその理由を分析しています。

 ハイジャンパーの一人、ドナルド・トーマス選手。
 アメリカに留学している黒人の選手ですが、
 バスケットボールをしていて、たまたま、
 ハイジャンプの試合があるから出てみないか、
 と誘われたことがきっかけで、はじめたそうです。

 そしてハイジャンプを始めて1年半後、
 世界大会で優勝してしまった、というのです。

 この選手の場合、たぐいまれな身体能力の高さを持っていることが最大の武器です。

 これには、ほかの選手も驚いたことでしょう。
 日本のハイジャンプの元オリンピック選手が言っていました。
 このトーマス選手のハイジャンプは、
 飛び方は、ハイジャンプの常識ではないそうです。

 トーマス選手は、身長190?で、
 バスケットボール選手としては大きくありませんが、
 ハイジャンパーでは普通の身長だそうです。

 トーマス選手の肉体の中で最大の特徴は、
 アキレスけんが普通の選手より長いの特徴です。

 アキレス腱が非常に長いので、高くジャンプできるのです。

 トーマス選手の垂直飛びの高さは93?、
 これもハイジャンパーの中では断トツのようです。

 ハイジャンプの仕方は、
 バスケットボール選手だったときと同じ飛び方のようです。
 ただ最近は、もっと高く飛ぶため、飛び方を変えているようですが。

 もう一人のハイジャンパー、ステファン・フォルム選手。
 この選手はスウェーデンの選手です。
 フォルム選手の身長は180?。
 ハイジャンパーの中では、小さい方です。
 ハイジャンパーの普通の選手は、190?以上で、2mの選手もざらにいます。

 そして、フォルム選手の垂直飛びの高さは、なんと、60?です。
 わたしの高校生のころと同じですね。

 身長180?、垂直飛びが60?。

 これで、2004年、アテネオリンピックのゴールドメダリスト(金メダル)
 になったのです。

 え、なんで、ほんと?って感じです。

 これには、ほんとうに驚きました。2004年のアテネオリンピックも
 テレビでみていましたが、こんなにすごい選手がいたとは、ほんとうに驚きです。

 フォルム選手のハイジャンプを映像でみると、ほんとうに驚きです。
 実にきれいで、ゴムまりのようにポーンとはずむ感じです。

 ではなぜ、身長180?、ハイジャンパーとしては小さい、
 垂直飛びが60?のフォルム選手が世界一なのでしょうか。

 フォルム選手の身体的にもっとも特徴的なのが、アキレス腱の太さです。
 この太さは、もとから太かったわけではなく、
 練習の積み重ねによって太くなったのです。
 というよりも、アキレス腱を太くするための練習を、
 特にパワーリフティングをして、アキレス腱を太くしているのです。

 では、なぜアキレス腱を太くする必要があるのでしょうか。
 アキレス腱を太くすることは、ハイジャンプの理論に合致しているからです。

 言葉で説明するのはむずかしいですが、
 まず、走るスピードの速さはもちろん必要です。

 ハイジャンプする瞬間、踏み切る瞬間、からだ全体が地面に対して、
 ななめまっすぐに、なることが、ハイジャンプ成功の秘訣です。
 これがハイジャンプの理論です。
 
 フォルム選手の場合、この踏み切る瞬間、足にかかる重量が650?だそうです。
 この650?の重量に耐えうるアキレス腱の太さが必要だ、ということです。
 ですから、パワーリフティングでアキレス腱を太くしているのです。

 フォルム選手は、トーマス選手にはじめて負けた日から、
 パワーリフティングによる負荷もそれまで以上に増し、
 それまで以上に猛烈に練習に励んでいるそうです。

 フォルム選手の性格は、負けず嫌いで、常に自分が一番でなければ気がすまない。
 ですから、自分が一番になるために、人に負けないために、
 人一倍努力を惜しまない、常に努力し続けているのです。

 北京オリンピックでこの二人の対決がみられるのが今から楽しみです。(つづく・・・・・)