相続登記情報館トップ相続事例集敷地権付マンションの相続登記

敷地権付マンションの相続登記

マンションの登記記録(登記簿)は、敷地権付きのものと敷地権付きでないものがあります。
現在、販売されているマンションは、敷地権付きのものがほとんどです。

敷地権付マンションの場合、実際の土地の登記記録には、マンション名(建物の名称)とマンションの所在が記載され、この土地が、そのマンションの敷地権である旨の登記がされています。

このような敷地権付マンションを購入し所有権の登記をした場合には、メインとなる専有部分(個別のお部屋)の建物に所有権や抵当権の内容が登記されます。
土地には、所有権や抵当権の内容が登記されません。

これは、土地に敷地権である旨の登記がされていることから、専有部分の建物に登記された所有権や抵当権が、土地にもその効力が及んでいるからです。

したがって、敷地権付マンションの相続登記の場合、登記申請する際は、敷地権の土地の表示を記載しなければなりませんが、相続登記が完了した後、確かに登記が完了したことを確認するために取得する登記事項証明書は、専有部分の建物だけを取得し確認することになります。
厳密にいうと、土地の登記記録も確認し、所有権を阻害する担保権などがないことを確認すれば間違いありません。

マンションの場合、敷地権付きのものと敷地権付きでないものがある理由は、昭和59年1月1日に施行された建物の区分所有等に関する法律と不動産登記法の一部改正によって、敷地権付きのものが加えられ、登記所において登記簿を管理しやすくするためとわかりやすい登記簿にするために変更されました。

マンションを購入するときのワンポイントアドバイス
新築、中古のマンションを購入するときに共通することですが、登記については、不動産業者から事前に、敷地権の土地が1つであること、ほかに土地や建物について持分で登記することがないかどうか確認しましょう。

敷地権の土地が、例えば、30個、実際普通あまりありませんが、たまにあります、敷地権の土地が30個ある場合、住所変更登記をする場合は31,000円、抵当権を1個抹消する場合は2万円の登録免許税がかかります。
抹消する抵当権が2個あれば、4万円の登録免許税がかかることになります。

敷地権の土地が1個の場合、住所変更登記は2,000円、抵当権抹消登記も2,000円の登録免許税で済みます。