相続登記情報館トップ相続登記用語集相続登記用語集(ハ行マ行)包括遺贈,傍系血族,法定血族,負担付遺贈,持分,身元保証

相続登記用語集(ハ行マ行)包括遺贈,傍系血族,法定血族,負担付遺贈,持分,身元保証

 目次(下の項目をクリックしていただくとジャンプします。)

包括遺贈(ほうかついぞう)

包括遺贈とは、相続財産の全部または、例えば3分の1というように、
相続財産の一部をその割合に応じて遺言によって贈与すること。

相続財産の積極的・消極的財産の全部が対象になります。
相続財産を特定しない方法です。

包括遺贈は、他の相続人と同じ法律的立場、地位に立ち、
相続の承認、相続放棄、遺産分割その他民法の規定が適用されます。
他の相続人と同一の権利義務を承継することになります。

これに対し、特定遺贈というものがあります。
これは、例えば、自宅など不動産、何々銀行の預金といったように、
特定の具体的な相続財産について遺言により贈与されるものです。

傍系血族(ぼうけいけつぞく)

自分の子、孫、親、祖父母というように、ある人を中心にして、
直線的に上下につながっている血族を直系血族といいます。

これに対し、自分の兄弟姉妹、叔父叔母、従兄弟というように、
自分の親を中心にして横方向につながる血族のことを傍系血族といいます。
3親等内の傍系血族間の結婚が禁止される民法の規定がその一例です。

法定血族(ほうていけつぞく)

血族とは、血筋のつながり、血縁ともいいます。

法定血族は、法律(民法)の規定による血族関係のこと。
法律による場合は、血族関係があると擬制されます。
養子縁組による養親・その血族と養子の間だけに認められています。

これに対して、自然血族といわれるものがあります。
これは、通常の血族関係です。
自然血族は、自然の事実、すなわち、出生という事実による血族関係です。

法律上夫婦ではない男女から生まれた子は、
父が認知することによって法律上の血族関係が生じます。

負担付遺贈(ふたんつきいぞう)

受遺者は、遺贈を受ける人のことをいいます。
遺贈には、相続財産を与える代わりに、受遺者に、一定の給付や
負担をすることを義務として課すこともできます。
これが負担付遺贈です。
その他、遺贈に条件、期限を付けることもできます。

持分(もちぶん)

共有、すなわち、共同所有の場合、
共有者がその共有物について有している権利のことを持分といいます。
この持分は、ある物のうちの、どこからどこ、この部分、
といった具体的なものでなく、共有物の数量的な割合をいいます。

各共有者は、共有物について、持分に応じた使用ができます。
共有物の管理については、各共有者が有する持分の過半数で決定します。
管理の費用は、持分に応じて負担します。

身元保証(みもとほしょう)

雇用契約の場合に、会社が社員の行為によって損害を受けた場合に備えて、
第三者にその損害を担保させる契約のことを身元保証契約といいます。

まだ損害が発生していないうちに、相続が開始された場合は、身元保証契約は相続されません。
通常の保証契約、すなわち、金銭消費貸借に関する保証契約の場合は、相続されます。