相続登記の代位登記(担保権実行による競売申立)

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相続登記の代位登記(担保権実行による競売申立)

担保権(抵当権・根抵当権など)の実行による競売の申立を地方裁判所にする場合、不動産の登記名義人がすでに死亡しているとき、法定相続人名義に担保権者が代位で名義変更登記をする必要があります。
担保権(抵当権・根抵当権など)を有する債権者は、法定相続人に代位して(代わって)、法定相続人全員名義に法定相続分で登記することができます。これを債権者代位権といいます。

(債権者代位権の要件)第四百二十三条第1項 債権者は、自己の債権を保全するため必要があるときは、債務者に属する権利(以下「被代位権利」という。)を行使することができる。ただし、債務者の一身に専属する権利及び差押えを禁じられた権利は、この限りでない。

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手続の順番は、次のとおりです。

  1. まず、相続登記(不動産名義変更)に必要な被相続人・法定相続人全員の戸籍証明書一式(戸籍謄本・除籍謄本・住民票除票・住民票など)を取得します。
  2. 地方裁判所に相続証明書一式と競売申立に必要な書類一式を提出し、競売申立をします。
  3. 地方裁判所から「競売申立受理証明書」を取得します。
  4. 競売申立受理証明書は相続登記申請の「代位原因証明情報」となります。
  5. 裁判所から相続証明書一式と固定資産評価証明書を一旦、返却してもらいます。
  6. 相続登記の代位登記をします。
  7. 裁判所に、相続証明書一式と固定資産評価証明書と相続登記完了後の登記事項証明書を提出します。
  8. 裁判所の嘱託で競売による差押の登記がなされます。

(平成27年、宮崎地方裁判所、宮崎地方法務局延岡支局で登記完了)

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