建物取壊しと相続登記

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建物取壊しと相続登記

例えば、亡くなったお父さんの名義の建物を取壊し、新たに建物を建築するときの登記は、どうしたらよいでしょうか?

基本的なの登記の方法は、次のとおりです。
最初に、お父さん名義の建物の相続登記(不動産名義変更)をします。
次に、建物を取壊し、建物滅失登記をします。

こういう登記の方法もあります。
最初に、建物を取壊します。
次に、建物滅失登記をします。
建物滅失登記の申請人は、相続人のうちの1人から戸籍謄本などの相続証明書を添付して申請します。
この方法の方が、相続登記をしない分、費用が安く済みます。
お客さんには、この方法を提案しています。

さらに、建物滅失登記は、建物が完成したときの建物表題登記と一緒に申請するよう提案しています。一緒に申請した方が、通常、土地家屋調査士の現場調査は1回で済みますので、費用は安く済みと思われます。
ただし、事情によっては(建築完成が半年以上後になる場合)、建物滅失登記だけ先にすることもあります。

建物滅失登記をした場合、市区町村役場の固定資産税課に建物を滅失登記した旨の届出をします。そうしますと、役所は課税台帳から建物の登録を外してくれます。

建物滅失登記と建物表題登記は、土地家屋調査士が代理して申請します。
通常、建物滅失登記の費用は2万円から4万円。建物表題登記は7万円から10万円です。

新築建物の権利の登記(所有権保存登記)は、司法書士が代理します。
これによって新築建物の権利証(登記識別情報)ができます。登記識別情報については、こちらを参考にしてください。
費用は、実費と報酬合わせて、4万円から6万円です。

なお、建物を取り壊した場合、必ず、建物滅失登記をする必要があります。

建物を取壊して滅失登記をしない場合、永久に取壊した建物が登記記録に記載されたままとなり、売却や担保権設定など取引をするたびに、取り壊した建物の登記記録の存在が問われることになります。一般的には、建物が登記されていますと、その建物が現に存在している建物と認識されます。

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