司法書士雑記14

◆2008/05/27 資格試験の勉強方法(その4)

 ここでは、この資格をとった方がいい、とは書きません。
 多くの人が資格をとれば、なんとかなる、と思っているのに、 水を差したくないので。

 まあー、今の世の中、資格をとったから
 なんとかできる世の中ではないことは、確かですが。

 そこで、なんとかできる世の中ではないからこそ、
 目指した以上早く合格する必要があります。

 資格試験に何年もかけている時間はないのです。
 世の中、どんどん進んでいるので、今まで通用した資格も、
 気がついたら通用しない、なんてことは、これから、
 もうすでに始まっていますが、こ
 ういう世の中なので、早く合格してしまいましょう。

 資格試験合格は、その仕事をしていくうえでの、
 あくまでも、スタートラインに立った、というだけのことです。

 早く合格して次のことを考えましょう。
 さらに、別の資格試験を目指すもよし、
 ほかにいい仕事があれば、それもよし。

 すくなくとも、この資格で一生食べていこうなんてことは、
 考えない方が無難です。
 この資格、にこだわっていると人生、棒に振ることも充分ある時代ですから。

 資格をとって、すぐに、ある程度、その仕事ができる資格と、
 そうでない資格もありますから。

 例えば、司法書士は、資格試験の中で、仕事に直結することが
 問題に出ますので、ある意味、その後の仕事で、役に立ちます。

 行政書士は、試験に合格しただけでは、
 建設業の許可申請や内容証明作成など、改めて申請手続きなどについて
 勉強しないと実際、仕事はできません。
 ですから、次のステップに進むためにも早く合格する必要があるのです。

 さて、ようやく、資格試験の勉強方法ですが。
 難易度の高い試験、低い試験の違いはあっても、
 基本的に勉強方法は同じです。

 強いて言えば、難易度が高い試験の方が、努力と根気、
 最後まで諦めない気持ちが必要です。

 これは、試験問題を正確に解く、ことが高いレベルで要求されるからです。

 試験問題に対する解答率が75%の司法書士試験と、
 60%の行政書士試験、社会保険労務士試験では、
 当然、勉強時間に差があり、どうしても、司法書士試験の方が、
 延べ勉強時間が長くなります。

 ある意味、資格試験で違うのは、この延べ勉強時間の違いだけです。
 基本的な勉強方法は同じです。

 そこで、まず、最初に考えなければならないことは、何か。
 勉強のスケジュールを立てることです。
 何月に試験があるから、では何月から勉強を始める、
 といったことを最初に考えることです。

 何月から始めればこの試験に合格するか、考えることです。
 合格体験記は役に立つでしょう。

 次に、どんな本を使うか、予備校の本を使うか、を決めます。
 本では、基本書と過去問は必須です。

 その次に、具体的なスケジュールを決めます。
 例えば、基本書と過去問を何月何日から始め何月何日に終了、
 その後は、というように。

 細かく、一日ごとに勉強する内容を書いたスケジュール表を作ります。
 あとは、このスケジュールにしたがって、機械的に勉強するだけです。
 スケジュールなしに始めても、途中で挫折してしまいがちです。
 スケジュールは自分に課したノルマです。
 ノルマとはいっても、楽しく勉強できる方法があれば、
 それもいいでしょう。(つづく)