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相続分指定の方法で遺言書を書いてみる

遺言書を書くとき、一番簡単な方法は、相続人に相続させる方法として、相続分を指定する方法です。

相続分というのは、民法に規定されている法定相続人、正確には、遺言をする人の推定相続人の相続分です。

推定相続人の相続分は、例えば、配偶者が一人と子が二人いる場合には、配偶者が2分の1、子はそれぞれ4分の1です。

相続分は、何分のいくつ、というように、持分割合をいいます。
相続財産の個別的な、これ、あれ、を相続させる、というのは、遺産分割方法の指定になります。

したがって、例えば、先の例でいえば、配偶者が一人と子が二人いる場合には、配偶者が2分の1、子はそれぞれ4分の1ですが、これを遺言で、遺産の全部について、配偶者の相続分とする、という指定が、相続分の指定です。

相続分の指定であれば、遺産の細かい内容を書く必要はなく、単に、相続人の誰々の相続分とする、と書けばよいことになります。

先の例で、遺言を書くとすれば、

遺言書
私の遺産については、すべて、妻である誰々の相続分とする。
平成21年4月1日
氏名 印鑑を押印

これで、遺言書の完成です。
実に簡単です。

その他に、遺言者の生年月日、相続人の生年月日です。
さらに、遺言書の最後に、遺言者が署名しますが、名前のほかに、署名する時点での住所も記載したほうが良いでしょう。

参照:遺留分